―入社のきっかけを教えてください。
専門学校では保育実習があるのですが、3年生の時の保育実習で大育保育園に来たことが入社のきっかけです。保育園の実習先は自分で実習先の保育園を決めて、アポイントを取っていきます。私は出身がうるま市石川と大育保育園と近い場所に住んでいたのですが、大育保育園があることを知りませんでした。友人とドライブをしている時に、偶然大育保育園を見つけて、お家から近かったこともあり3年生の実習は大育保育園にしようと決めました。
実習は2週間ですが、保育園の先生方の雰囲気や、子どもたちの明るくて元気な姿を見て、私もここで働きたいと思った事が入社の一番のきっかけです。
実習中から大育保育園で働きたい気持ちが強かったので、実習が終わった後もアルバイトとして働いていました。アルバイトとして働いてみて、やはり先生たちや園の雰囲気もとても良かったので、私もこの職場で先生たちの仲間になりたいなと思ったことも決めてです。就職活動も大育保育園一択で決めました。
―働き始め(新人の頃)はどんな仕事をしていましたか?
1年目は1歳児の担当として働いていました。最初は、子どもたちが保育になれる為に、子どもたちのサポートをしていきます。子どもたちが少しずつ慣れてきたら雑用(掃除やクラスの雑務)の仕事も始めていきます。入社して2ヵ月目くらいからクラスの週のリーダーとして子どもたちの前に立って保育をしていくという流れで仕事をしていました。
1歳児のクラスでは、0歳児から持ち上がりの子どもたちと新入園児の子どもたちがいるので、まずは保育園に慣れてもらうための保育を行います。保育園での友達との関わり方も、新聞紙遊びやいろいろな遊びを通して楽しみながら少しずつ慣れていきます。そこから徐々に友達と遊んでいく中で家族の前だけはなく、集団の中でも自分をしっかり出せるようにしていくことを意識して保育を行っていました。
―今はどんな業務内容ですか?
今年初めて主担任(クラスのリーダー)を任されて、2歳児クラスの担任の先生をしています。2歳児クラスは今年新しく入社した先生と後輩先生の3人で担当しています。今回、主担任という事で、自分より年齢が若い先生方と一緒に組んでクラスを運営していくので、責任感はより強く感じますし、子どもたちをどう成長させていこうかなと、子どもたちの事を考える時間は一層増えましたね。
また、今までは教えてもらう立場でしたが、教える立場になって、どう伝えたらいいのかな、うまく伝えきれるかなと悩むこともあります。ですが、他の2人の先生方と、信頼関係がとても良く築けているので、3人でクラスの事や保育について、お昼休みに話し合いや相談をしています。その時に新人の先生には「こういう風にしたらいいよね」と伝えることもできているので、先生たちとの連携がうまくできて良い雰囲気だなと感じています。
―1日のスケジュールを教えてください。
その日のシフトによって出勤時間は変わってきますが、7時から子どもたちの受け入れが始まり、8時までは0~2歳児は1つの部屋で合同保育をしています。
8時からは各クラスに分かれていき、朝は園庭で遊ぶ時間を作るようにしています。8時50分からはラジオ体操やダンス、朝のマラソンが始まります。朝のマラソンでは、クラスによって走る距離が変わりますが、2歳児は園舎を1周走ります。大育保育園は体を動かして活動していくことが特徴でもあるので、先生方も子どもたちと一緒に走っています。
朝のマラソンが終わると、朝の会を始めるために一度部屋に戻り、トイレや水分補給の時間をとります。9時10分くらいから朝の会(出席確認や絵本の読み聞かせ)をして、今年の2歳児クラスは毎日歌を歌って声を出すことを習慣にしています。歌を歌い終わると、体を動かすリズムを行います。
10時頃には朝の会が終わるので、晴れている時は園庭に出て、砂場で遊んだりフラフープをしたりと自由遊びをさせて、子どもたちがやりたいことを思う存分させて体を動かすようにしています。これからの時期だと少しずつ涼しくなってくるので、近くの農道をお散歩しようと計画を立てています。その日に何をするかは、週のリーダーの先生が決めていきますが、子どもたちが体を動かすことが好きなので、ほとんど外で遊ぶことが多いですね。
2歳児クラスは10時40分頃から昼食の時間になります。3つのグループに分かれて、各グループに先生が一人ついて一緒に食事をします。子どもたちと会話をしながら一緒に楽しい食事時間を過ごしています。また、2歳児からは食後の歯ブラシが導入されているので、食後は歯磨きをしてお着替えをしています。12時半ごろにはお布団に入って午睡(お昼寝)に入っています。15時までは午睡の時間なので、その間にお便り帳を記入したり、今日の出来事を日誌に書いたり、制作の準備等を行っています。クラス内で行う事なので、先生方とたわいのない話をしながら楽しみながら作業ができます。
午睡が終わって15時からは、おやつを食べます。その後は、その日の活動内容にもよりますが、午前中外で遊べていない時には、1時間くらい外に出て遊んだり、子どもたちの体調を見ながら室内で遊んだりしています。室内で遊ぶ際には、おままごとや、ブロック遊び、室内でも体を動かす遊びとして、追いかけ遊びをして過ごしています。
16時半頃からは、1歳児クラスと合同になってお迎えを待ちます。17時半になると、年少クラスと年長クラスを混ぜて1つのクラスとしてお迎えを待っていきます。
18時以降は延長保育が始まるので、延長保育の子どもたちにはおやつを食べて、遅番の先生とお迎えを待ちながら楽しく遊んでいます。
―仕事のやりがいを教えてください。
一番やりがいを感じる時は、子どもたちの成長を保護者の皆さんと一緒に感じることができた時ですね。最近だと、運動会があったので、運動会後の保育では、お便り帳に保護者の皆さんから、「子どもの成長を感じてとてもいい運動会でした」とコメントを頂きました。お便り帳を読んだ時に、保育士をやっていて良かったなと強く感じました。
―大育保育園の魅力は何ですか?
大育保育園は、体を動かすことが多い保育園なので、子どもたちと一緒に先生方も楽しみながら過ごすことのできるところも魅力の一つです。
また、先生たちの信頼関係もとても良いので、働きやすいところも大育保育園の魅力ですね。体調を崩した時の急な休みでも、園長先生や主任の先生が、調整をしてお休みを取りやすくしてくれるので、とても働きやすい職場だなと、とても感じています。
―未来の一緒に働く仲間にメッセージをお願いします。
大育保育園はとても雰囲気が良くて、先生たちの優しさや温かさをとても感じる保育園です。入社した際には、一緒に楽しく、お互い支え合いながら保育をできると思います。大育保育園の良い雰囲気は、見学してもらえると、とても伝わると思うので、ぜひ一度大育保育園に見学に来てみてください。
プロフィール
名前:仲本 千鶴
年齢:28歳
出身地:うるま市石川
出身校:KBC学園エルケア医療保育専門学校
趣味:音楽を聞く事(J-popをよく聞きます)
特技:ダンス